相談者は、長年にわたり競馬、競艇、パチンコなどを繰り返し、コツコツ借金を積み上げて、とうとう2000万円に迫る額になりました。消費者金融やクレジットカード会社からの借入ができなくなったため、自己破産を決断しました。
免責調査のため、破産管財人が選任されましたが、無事、免責を受けることができました。
2000万円もの借金の大半がギャンブルという場合でも、現在の裁判所の運用では、誠実に管財人の調査に協力することで、免責を受けることが可能です。毎月正確に家計表を付け、一切ギャンブルを絶ち、収入の範囲内で生活できていることを示すことができれば、破産を躊躇する必要はありません。